
今回は大学生のアルバイト応募のための、履歴書の書き方をまとめました。
特に迷う事の多い自己PR欄の特集です。学歴、職歴欄などについては別の記事がありますので、そちらをご覧下さいね。
大学生の自己PR欄の書き方
大学生の履歴書では、初めてのアルバイトの場合と、2度目以降のアルバイトの場合で少し書きやすさや、方法が変わってきます。
アルバイトデビューの場合は、これまでの仕事経験がありませんので、やる気やシフトに多く入れることなどがアピールの材料になります。
また、既に他のアルバイトの経験がある場合は、それが直接のアピール材料になります。もちろん業種が同じ場合は即戦力の扱いになりますし、全く未経験のアルバイトであっても「他社で働いた事がある」という事がそのまま自己PRにつながります。
それぞれの自己PR欄の書き方をみていきたいと思います。
アルバイトデビューの場合の書き方
他社で働いた経験を自己PRにする事が出来ませんので、ポイントとしては、やはり「やる気」や「シフトに入れる」などのアピール方法が中心になるかと思われます。
やる気やシフトなどでアピールする方法
大学に入って間もない時期(3月末や4月中など)ですと、採用する企業側も、大学生でのアルバイトデビューだというのが一目でわかります。
そういった場合、あえてこれまでの仕事経験や、何かしらのアピールを強く求めることは多くありません。採用側も「初めてのバイトだから好きなのを選んだか、シフトや時給がたまたま合ったから応募してきたんだろう」と考えているケースが大半です。
何か自分の実力や経験でアピールできるものがある場合は、それをしっかり書く方が良いかと思われますが、それが無い場合はやる気などで自己PR欄を埋めていきましょう。
<高校の経験をアピールする例>
「私は3年間、ラグビー部に所属していました。持ち前の体力でしっかりお役に立てるよう頑張りたいと思います」
「私は高校では放送部に所属していましたので、発声には自信があります。接客の際にもしっかりお客様にわかりやすい説明をしたいと思います」
<アルバイトデビューの例>
「大学の傍の寮に住んでいますので、シフトにはかなり融通が利きます。しっかりシフトに入って働きたいと思います」
「以前からこのお店には何度も通っていました。ぜひこのお店のスタッフになりたいと思い応募しました」
アルバイト経験がある場合の書き方
他社で働いた経験がある場合は、それが直接の自己PRになります。
もちろん良く似た業種であれば、そのまま即戦力として採用してもらいやすくなりますが、業種違いでも十分なアピールになりますので必ず書くようにしましょう。
アルバイト経験のアピール方法
例えば飲食関係の経験がある場合ですと、同じような飲食系へ応募すれば、料理の内容がまるで違っていても即戦力として見られる傾向があります。
同じように、接客の経験があれば、かなりの種類のアルバイトでプラス評価となります。
工場での検品や組み立てなどの作業も、早さや正確さが求められますので、その経験を活かしていくことが出来ます。
大切なのは、「自分のしてきたアルバイトの、どの部分が次の仕事で役に立つだろう」と考えて、その内容を自己PRにする方法です。
<アルバイト経験を活かす例>
「私は前職はカフェで接客スタッフをしていました。より大きなお店で接客をしたいと思い応募しました」
「私は前職では部品の製造工場で検品をしていました。持ち前の集中力を活かして、ミスの無い仕事をしたいと思います」
「前職は引越しのアルバイトをしていましたので体力には自信があります。より自分の体力を活かせる仕事につきたいと思い応募しました」
まとめ
大学生のアルバイト応募の場合は、初バイトとバイト経験ありとで、書き方やアピール内容が変わってきます。
アルバイトデビューならば、やはり気持ちや条件面が中心になります。
また、アルバイト経験があるならば、どんな業種であってもプラスになりますので、ぜひ書いていきましょう。
あなたのアルバイト探しに幸ありますように!