アルバイト面接の当日はやはり緊張してしまうものですよね。
面接慣れしている場合は良いのですが、初めてや回数が少ない時は、特に会社に入るタイミングも気を遣ってしまいます。
「いつ、どこから、何と言って入るのか迷ってしまう…」という事もありますよね。
今回はそんな「バイト面接への入り方」をまとめました。
バイト面接は何分前に到着すればマナー違反にならない?
遅刻はもちろんNGになってしまいますが、逆に早すぎるのは失礼にならないのかどうか…。困るポイントですよね。
相手もお忙しい方々ですから、やはり早すぎて迷惑をかけてしまうという事もあります。
面接官もその時間にあわせて準備していますので、早すぎず、遅すぎないこの時間帯が正解となります。
ただし、実はそこにも意外な落とし穴がある事があります…。
5分前に会社についたら…入口がわからない??
一言で「会社」と言いましても、大きさもタイプも様々です。
工場なら守衛さんが工場の正門前で入場チェックをしていますし、大型のオフィスビルなら1階の総合受付で手続きする事もありますし、テナントならその会社のフロアへ行ってからという事もあります。
また、会社のドアを開けてみたら内線電話が置いてあるだけで誰もいない…というような例も。
そんな場合のシーン別に入り方を解説していきます。
大きな企業の工場なら早め早めに移動をしましょう
大型の工場の場合は特に注意が必要です。
まず正門前で守衛さんに「面接に来ました〇〇です」と伝える所から始まります。
会社によっては入場のためのカードを渡される事もあれば、面接する部署に連絡をして電話で確認する場合もあります。
会社が違えば入り方も様々ですし、何より大型工場で大変なのは「どの建物なのかがわかりにくい、しかも遠い!」という場合です。
大変広い工場ですと、面接会場の建屋まで歩いて5分以上かかるという所もあります。
5分前に正門到着ですと、この時点でピンチになってしまいますので、広い工場ほど早く移動する事が大切です。
特に、アマゾンのような超大型倉庫や、皆が知っている大手メーカーの工場はこのパターンですから15分前着でもギリギリという場合も。
高層ビルも早めの移動を。入り方が難しい場合もあります
また、大型の高層ビル(イメージ的には六本木ヒルズのような建物)の場合ですと、一階に総合受付がある場合と、その会社が入っている階へ移動してから受付という2種類があります。
1階に総合案内がある時は、まずそちらで「〇〇と言います、16時からの××社の面接にうかがったのですが…」と質問してみましょう。
丁寧に案内してくれますので、迷わずスムーズに進む事が出来ます。また、受付をせずに通ろうとすると警備員の方に止められるような厳しいビルもありますから、
逆に、各フロアに直接行くパターンですと、まずはエレベーターでその階へ行きましょう。
最近多いのは、「6階から8階までが〇〇株式会社」と書いてある場合です。
この場合に何階へ行けば正解なのかですが、これはどこの会社も「6階 総合受付」などと書かれていますので、総合受付のある階で降りるのが正解となります。
こんなパターンも。「入ったら内線電話だけだった」
特に最近多い、応募者泣かせなパターンがこの内線電話がポツンと置いてある例です。
これは、受付に人がいませんので自分で部署に電話をかけて呼び出す形になります。そこで待っていても誰も迎えには来てくれませんので注意が必要です。
電話の前には部署の名前と番号が書いている表が立てられていますので、それを見ながら電話をかけましょう。
一般的には「受付」か「人事部」あたりが正解の事がほとんどです。
面接日程の案内メールに書かれている事もありますので、迷った時はメールをチェックしてみるのも一つの方法になります。
しかし、
何もせずにそこで待つのは一番NGになりますのでご注意を。
ドアを開けたらもう職場。誰に声をかけるべき?
一般的な会社ですと、ドアを開けたらそこはもう職場というパターンです。
この場合は、ドアに一番近い所に座っている社員さんが受付になる事がほとんどです。
ドアを開けたら大勢の人がいるという場合、いきなり大きな声で挨拶したり、いきなり中に入るのはNGです。
まずは一番近い人に声をかけてみましょう。ほとんどの場合、その人に話せば案内してもらえます。
また、店舗の場合はレジの近くで手の空いていそうなスタッフさんに声をかければ、ほぼ問題ありません。
なんと声をかければいい? 会社に入って一言目にかける言葉
次は、入った後に何を言うかですよね。
ここでいきなり「店長さんいますか?」や「採用の方いますか?」と声をかけるのは、ややNGです。
対応してくださった社員さんも、面接に来た人なのか、別の用事で来た人なのか、そもそも誰なのかがわからない状態ですので、逆に「どういったご用件でしょうか」と疑われてしまう事もあります。
こんな時は、まず自分の名前を名乗って、面接に来たことを伝えればOKです。
担当者がわからない時は…
「失礼します。私、〇〇と申します。××時からの採用面接に伺いました」
担当者の名前がわかる時は…
「失礼します。私、〇〇と申します。面接に伺ったのですが、人事部の△△様をお願いできますでしょうか」
まとめ
面接当日で意外と見落としがちなのが、「どうやって入るか」というポイントです。
思ってもみない形で面接前から動揺してしまって…という事にならないためにも、まずはどんな入り方、何を言えばいいのかをチェックしておきましょう。
素敵な職場との出会いの第一歩ですので、ぜひこの記事の事も覚えておいて頂けますと幸いです。