パートに応募をしようと思いますと、やはり子供の事や家庭の事情もあって、今までの経験を活かせるお仕事ではなく、未経験のお仕事を選ぶ事も多くなりますよね。
子育てが一段落して、「さあ働くぞ!」と思っても、どれくらい前の経験ならアピールになるのか、未経験の時はどうすればいいのか…と不安な事も。
そんな時にも使いやすい自己アピールをまとめました。
何年前でも、書けるものは書いた方がお得?
例えば結婚、出産の前のお仕事経験は「もう何年も前なので、アピールにならないかな…」と遠慮してしまう事もあるかも知れませんが、パート応募の場合は、やはり書けるものは書いてしまう方がお得です。
と言いますのも。
面接官の方々も、「せっかく応募してきてくれたのだから、何とか採用できないか」と考えています。履歴書での選考や面接では、「何かアピールを書いていてくれている方が、きっかけになる」という考えの方が大半です。
もちろん、かなり前の経験でしたら、「かなりブランクはありますが…」のように、少し控えめな前置きを書いた上で、アピールしていく方が良い結果になりやすくなります。
■かなり前の経験を自己アピールに書く例■
「学生時代ですが、接客業はカフェと書店のアルバイトで経験しました。
結婚後、子育て期間のブランクはありますが、なるべく早くお役に立てるよう頑張りたいと思います」
「大学卒業後、結婚までの4年間は、百貨店で販売の仕事をしていました。
かなり前の事とはなってしまいますが、自分の経験を活かせる仕事に就きたいと思っています」
「出産前までは、主に〇〇株式会社で、一般事務をしておりました。エクセルやワードの経験はありますが、バージョンはずいぶんと変わっていると思いますので、なるべく早くコツを取り戻して、お役に立てればと思っています」
全く未経験の仕事の場合は、得意な事や性格をアピールにするのもポイントです
どうしてもこれまでの仕事経験が、全くアピールになりそうにない場合というのもありますよね。
そんな時は、仕事経験以外の何かを書いて自己アピールにする事になります。
履歴書の自己アピールに書きやすい物としては、やはり「得意な事」や「性格」などがあります。
「〇〇が得意」「〇〇な性格」という形で自己アピールを書く方法
パート応募の場合は、接客や販売、調理関係、軽作業などの求人が多くなるかと思います。
接客ならばやはり明るく丁寧な対応が大切になりますし、軽作業でしたら、コツコツと続ける性格が求められます。
お仕事ごとに、「こんなタイプの人がほしい」というのはある程度決まっていますので、そこに近い形で「〇〇が得意」「〇〇な性格」を書いていきますと、十分なアピールになります。
例えば、接客、料理、軽作業系などでは、下のような書き方例もよくあります。
■接客販売の場合
「接客販売の経験はありませんが、人と明るく接するのが得意ですので、なるべくお客様に気分よくお買い物頂ける接客を心がけたいと思っています」
「接客業は未経験ですが、以前の事務職ではお客様のサポートも行っていましたので、そこで学んだ丁寧な対応を活かしていきたいと思います」
■調理関係の場合
「普段から家族4人分の料理を毎日続けていますので、主婦経験が活かせるお仕事に就きたいと思い応募しました」
「料理は学生の頃から好きで、自分なりにレシピの勉強などもしていました。料理の経験を活かして、なるべく丁寧に早く提供できるよう頑張りたいと思います」
■梱包や軽作業の場合
「昔から手先が器用で、細かい作業は得意でした。自分らしさが活かせると思い、〇〇の加工の仕事に応募しました」
「かなり忍耐強い性格ですので、同じ作業を何時間でも続けられるタイプだと思います。〇〇の製造は、自分のコツコツ続けられる性格が活かせるのではと思っています」
「子供が小さい頃は、ネットオークションで小物を個人的に販売もしていました。なるべく丁寧な梱包を心がけて毎日続けていましたので、その経験が活かせるのではないかと思っています」
まとめ
「未経験だから…、ずいぶんとブランクがあるから…」と遠慮してしまうよりも、少しでも書けるものはアピールしてしまう方が、面接官にとってもありがたい事がほとんどです。
ぜひ、以前のお仕事経験や、自分の得意な事を一つでも書いて、履歴書の自己アピール欄を活用してみてくださいね。
素敵なお仕事とのご縁がありますように!