初めてのアルバイト面接は、何を聞かれて、どう答えていいのか心配になってしまうものですよね。
特に、面接の最初の一言「それでは、自己紹介をお願いします」と言われた時に、何をどの順で話すのかは、大切なポイントになります。
今回は、初めてのアルバイト面接に向けて、「自己紹介をどうぞ」と言われた後の、受かりやすい言い方例などをまとめました。
アルバイトの面接は、実際どんな風に進むもの?
ほとんどのアルバイト面接では、部屋に通されて店長(採用担当)が出てきましたら、そこから面接が始まります。
店長や担当さんによって進め方は違ってきますが、よくある形はこのような流れになります。
■面接の始まり方~終わりまでの流れ■
・まず簡単な挨拶の後、履歴書を渡す
(もし事前に履歴書を郵送している時は、挨拶だけになります)
↓
・「では、面接を始めさせていただきます。自己紹介をお願いします」
↓
・自己紹介を終えると、そこから質疑応答が始まります。
主に店長から「学校は何時に終わりますか?」「いつから働けますか?」などの質問が続きます。
↓
・「〇〇さんから質問はありますか?」と逆に聞かれる事も。
↓
・お互いの質問が終わったら、そこで面接が終了になります。後日、電話かメールで連絡が来る事がほとんどです。
バイト面接の自己紹介は、何を話す?
このような進み方になる事がほとんどですが、やはり一番緊張してしまうのは最初の「自己紹介をお願いします」の所ですよね。
氏名だけ言えばいいのか、学校や部活の話をした方がいいのか、履歴書を読んでいけばいいのか…とわからない事だらけになりがちです。
実は、高校生の場合ですと、アルバイト面接の自己紹介で話す内容は、とてもシンプルに4つだけになります。
■面接の自己紹介の話し方は4つだけ■
・まず名前を名乗る
・学歴を話す(主に、中学卒業と、現在の高校名を言うだけになります)
・部活をしているなら、それも話す
・最後に、このアルバイトに応募した志望動機を話す
これらを言い終わった後に、「よろしくお願いします」と付けて終わりにするのがシンプルな形になります。
このように、名前と学歴、部活と志望動機の4つを順番に話せば、十分な自己紹介となります。
逆に、履歴書には「趣味特技」や「住所」「備考」「自己アピール」などがありますが、これらは特に話さずとも問題ありません。
(自己アピールを入れるのも良い方法ですが、言わなかったとしても、面接官から後で聞かれるか、そのままスルーになるだけですので、特に問題ありません)
具体的な言い方例としては、下のようになりますでしょうか。
■高校生の自己紹介例■
「山田〇〇と申します。自己紹介ですが、学歴は、横浜市立A中学を卒業後、現在は横浜市立B高校に通っています。3年生です。部活はテニス部でしたが、この夏に引退しました。このアルバイトに応募した理由ですが、大学に入った後は一人暮らしをしたいと思っていますので、なるべく早くからアルバイトをしておきたかった事と、このお店が学校から近くて通いやすかったからです。よろしくお願いします」
「田中〇〇と申します。学歴は、大阪市立A中学を卒業後、大阪府立B高校に入学しました。現在は2年です。部活は特にしていません。放課後の時間を使って、自分の趣味に使う分は自分で稼ぎたいと思って、アルバイトを始めようと思いました。このお店にはよく通っていましたので、慣れた所で働きたいと思って応募しました。よろしくお願いします」」
志望動機は、何を言えばいい?
後半の志望動機の部分が、「何を応募の理由にすればいいんだろう…」と迷ってしまう事もあるかも知れません。
高校生の場合ですと、お店の方が気にしていますのは、「なぜこのお店や仕事を選んだのか」よりも、むしろ「なぜアルバイトをしようと思ったのか」の方を聞きたい事がほとんどです。
そのため、そのお店を選んだ理由をあれこれと考えて話すよりも、「高校生の間からバイトをしたいと思った理由」を伝えると、面接官に納得してもらいやすくなります。
使いやすい言い方例としては、下のような物が多めです。
■よくある、アルバイトを始める理由の例■
・自分の趣味に使うお小遣い分を稼ぎたい
・大学の一人暮らしに備えて
・学費のため
・親の方針が、「早くから働く」だったから
・放課後の時間を有意義に使いたい
まとめ
初めてのアルバイト面接ですと、何を話すか不安になるものですが、実は自己紹介は4つだけを話せば大丈夫です。
言う事は決まっていますので、ぜひ準備してスムーズな面接にしてくださいね。
また、自己紹介を終えた後の質疑応答(面接官からの質問)の答え方は、
高校生の初バイト:面接で聞かれる質問と答え方例 まとめて解説 の記事でまとめてありますので、こちらもぜひどうぞ。